運気が落ちるNG行動 石川真理子先生
日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。
今回のゲストは、武士道研究家の石川真理子先生をお招きしてお届けしていきます。
よろしくお願いします。
今回は「やってはいけない運気が下がる行動」というテーマで、石川真理子先生にお話しを伺いました。
神社チャンネルの想いであり、理念として「個人の開運が日本の未来を開く」「個人の幸せが日本全体を幸せにしていく」というテーマがあります。
この記事を読んで頂いているあなたが、幸せになっていくことが非常に大事だと思います。
では、幸せになるためにどうすれば良いかというと、それはやってはいけないNG行動をできるだけ減らすことです。
運を下げることは個人の人生が悪くなるだけではなく、日本も悪くしていくのです。
真理子先生は、様々な情報発信をされている中で、様々な方の相談に応えられています。
その観点で、運が悪い人がやってしまっていることについてお伺いしました。
何をやってはいけないのでしょうか?
今の日本にとって非常に重要なテーマですので、ぜひお読みください。
石川真理子先生が考える『品格』とは
【羽賀ヒカル】
真理子先生、よろしくお願いします。
真理子先生は、祖母が米沢藩士で、祖父が仙台藩士という武家の家系にお生まれになり、武士道の教育を受けています。
そして、かつて医療ジャーナリストとしての経験もあったとのことで、コロナ騒動が始まったタイミングで対談させて頂いたところ、大変反響がありました。
先生の最新刊「女子の品格」が出版されています。
インターネットやSNSやテレビを見ていて、本当に品格のない動画や言葉が多く見受けられて、まさに品格が大事になってくると思っています。
今回のテーマが「これをやってしまうと運気が下がってしまうNG行動」です。
多くの方が、無意識のうちにNG行動をしていたり、悪いと分かりつつもやってしまっているのではないでしょうか?
真理子先生から見て、ズバリこれをすると運気が下がってしまう行動とはどんなものでしょうか?
【石川真理子】
他人の悪口や文句を言うこと、あとは煽ったり、分かっていて嘲笑うことです。
簡単に言うと、私から見たら若い方々が使っている「ディスる」といった類の行動です。
【羽賀ヒカル】
「ディスる」は、私が高校生ぐらいの時に入ってきた「悪口を言う」という意味ですよね。
【石川真理子】
日本人として思うことは、日本は「言霊信仰」がずっと日本語と共に残ってきた国・民族であったはずなのです。
でも、それが最近はもうなくなったのかというぐらいの感じに見えるのです。
【羽賀ヒカル】
「お天道様が見ている」といった、悪口を言おうものなら「天知る・地知る・我知る」で、「自分でも分かっているのだ」となるはずが、SNSなどを見ているとかなり悪意ある造語が飛び交っている状況です。
テレビも同じで、芸能人の不倫や投資詐欺での失敗など、どうでも良いようなニュースで溢れ返っています。
【石川真理子】
本当にそうですね。
みんな「忙しい」と言っていますけど、そういう話題で盛り上がるのを見ていて、「どれだけ暇なのかな?」と思うんですよね。
私は、そういったことに夢中になっている時間があるならば、自分の品格が上がっていくような時間を過ごした方が良いと思います。
品格とは、私は自分自身の人生をいつくしんでいる人が品格のある人だと見ているのです。
単なる社会的な地位や名誉やお金がある人を品格があるとは言わないですよね。
そういう人の中で品格がない人なんていくらでもいますし、そうじゃない人の中で極めて品格が高い人だっている訳なんですよ。
では、その違いとは自分の魂や存在そのものをきちんと大事にして、「自分の人生をどう生きるか?」を大事にできているかどうかです。
本当の意味でそれができるようになれば、人のこともけなしたり、おとしめたりできなくなるはずですし、自分のことを大事にしないから、人のことも大事にしないのです。
だんだんとそうなっていくはずなのですが、現状はなっていないので、ちょっと良くないなと感じています。
別に、やりたい人はやっていたら良いと思うんですけれども、それで良い人生になるかどうかは1回考えてみて欲しいです。
【羽賀ヒカル】
なるほど。
つまり、人の悪口を言ったり、ディスることは、自分自身の魂が曇る行為であるということですね。
人をディスることが身体に及ぼす影響
【石川真理子】
そうなのです。
実は、魂が曇る以前に身体にも影響が出ているのです。
医療ジャーナリスト的な見方をしますと、そのような発言をしている時はアドレナリンがすごく出ている状態です。
アドレナリンはストレスホルモンの1つで、興奮状態になると出るのです。
つまり、人をディスることの精神的な背景を見ると、恐れ・欲求不満・不安などがあって、意識的か無意識的かは分かりませんが、ディスることによって発散しようとしているようにも見えます。
それでアドレナリンがいっぱい出ていると、体からワッと力が出る感じがするのです。
良くも悪くもエネルギッシュですよね。
【羽賀ヒカル】
確かに、攻撃的になっている人はすごく力んでいるイメージがあります。
実は、根元にあるのは恐れなんですね。
【石川真理子】
アドレナリンがずっと出続けている状態は、脳科学的にも身体的にもすごく良くないですよね。
あともう1つが「コルチゾール」という物質も出ています。
コルチゾールもストレスホルモンの1つなんですけれども、アドレナリンがまず出た後、ちょっと遅れてコルチゾールが分泌されるのです。
コルチゾールが分泌されていると、ミトコンドリアを攻撃して破壊してしまったりと、身体的にすごく良くないことが起きるのです。
【羽賀ヒカル】
細胞が壊れていくということですか?
【石川真理子】
そうなのです。
参考文献として、「思考が物質に変わる時」というドーソン・チャーチさんの本なんですけれども、帯に「脳科学、エピジェネティクス、量子物理学が解き明かす!」と書いてあります。
こういった量子物理学観点と脳科学的観点とエピジェネティクス(※注1)的観点、これは身体的にどういうホルモンが分泌されるかといったことですが、ちゃんと実験、あるいは調査してデータを取ってあるのです。
※注1:エピジェネティクス
個体発生の過程で、親から受け継いだ塩基配列を維持しつつ、遺伝子発現を変化させるゲノムの調節機構のこと。環境の影響を遺伝子の働きに変換する仕組みでもあり、さまざまな生命現象や病気を解明する鍵を握ると考えられている。
【羽賀ヒカル】
脳波の状態が、α(アルファ)波の時やβ(ベータ)波の時の状態が色々と書かれていますね。
【石川真理子】
水の実験もありまして、私たちの体内の7割は水ですね。
あまり良くないエネルギーを言葉や思考を持っている人の体液や水分は、すごく血漿(けっしょう)がいびつになっていたり、良い状態ではないという実験結果も出てきます。
【羽賀ヒカル】
では、アドレナリンやコルチゾールが出ている時は、自分の中の水分子が乱れた状態になっていて、それは健康状態も乱れていくことに繋がっていくということですね。
他人を攻撃する人の背景にある感情とは?
【石川真理子】
ストレスホルモンが脳の中でずっと出ている状態は、幸せホルモンと言われるオキシトシンやセロトニンの分泌がものすごく抑制されてしまうのです。
そうすると恐怖が倍増したり、エネルギーが欲しくなってしまって、ディスるような行動をしてしまいます。
アドレナリンが出ている状態は、元気になったと錯覚しちゃうので、そこから外れることができなくなってしまうんです。
だから、今起きているこういった現象は何か事件があるとディスる声が大きくなるじゃないですか?
これは一種の恐怖に突き動かされての行動ではないかと私は見ています。
【羽賀ヒカル】
確かに、事件の映像などを見ていると怖いと思ってしまったり、もしくは意見が多様化してくると、意見が違う人を見た時に、自分のことを攻撃されているような気になって余計に攻撃し返すような、何か悪い連鎖反応が起きているような気がしますね。
【石川真理子】
そうですね。
もう余程、恐怖が強いのだと思います。
恐怖と不安と不満が蓄積しているんですよね。
【羽賀ヒカル】
テレビやSNSを見るだけでも、だんだんとそうなってしまいますよね。
見ない方が良いんですかね。
【石川真理子】
本当にそう思いますね。
これは量子力学的な観点から言うと、量子力学は波動やエネルギーという形で見ることができるのです。
たくさんのメトロノームを並べて、その中の1つだけ動かしていると、だんだんとその振動が伝わって、なぜかみんな揺れ始めるという実験があるのですけれども、人でもこれが起きるのです。
1人の人がディスりを始めて、そこに波動・波長を合わせてしまうと、そこに入っていってしまいます。
どうしたら心穏やかに日々を過ごせるのか?
【羽賀ヒカル】
脳機能的に言いますと、まさにセロトニンやオキシトシンの波長を出して生きていく方が良いんですね。
セロトニンやオキシトシンは、どうしたら出るのでしょうか。
【石川真理子】
セロトニンやオキシトシンを分泌させるには、ゆったりしたり、自分の中を「安心」「愛」「許し」で満たしていくようにした方が良いのです。
具体的には、本当の意味での快適さを実感できるような行動として、例えば自然の中に入ってみたり、美しいものを見るなどです。
そういった風にしていると、よほど感覚が閉じていない限り、感動して「あー美しいな」と思うと、セロトニンやオキシトシンなどのホルモンが出始めるはずなんですよね。
【羽賀ヒカル】
朝日を眺めて見ることでも良いかもしれませんし、近くの公園や、海に近い方であれば海といった自然に行ってみるのも良いですね。
真理子先生は、海辺の近くにお住まいなんですよね。
【石川真理子】
そうですね、結構近いです。
前に住んでいたところもですけれど、必ず窓から緑が見えるところに住むようにしているんです。
鳥もたくさん来ますし、緑を通して空を見たり、自然に触れるようにして、できるだけ情報に引っ張られない様にしています。
私も鉄人ではないですから、恐怖や不安・不満の波長が含まれているものを見たら、知らないうちに引っ張られてしまうのです。
人間って弱いものですから、こうやって話している私でさえも同じなんですね。
だから、「あ、今来たぞ」と思った時には、意識して情報を遮断して、ディスっているエリア・ゾーンから意図的に離れるようにしています。
これはもうパラレルワールドを選ぶみたいな感じだと思います。
【羽賀ヒカル】
真理子先生、この間もフェイスブックの投稿で「ゆ」の言霊が大事だと書かれていましたよね。
「ゆっくり」や「ゆとり」、「ゆらゆら」としたようなことも、セロトニンやオキシトシンの分泌に繋がっていくということですよね。
【石川真理子】
そうですね。
あとは許しですね。
今、本当に世界が人を許さない時代に入っていると思っていますけれども、やっぱり自分を許していない人がいっぱいですからね。
自分の存在も何もかもを許してないから、人のことも許せないのです。
それで今の様なディスって許さないような時代になってしまっているのではないかなと思いますね。
【羽賀ヒカル】
このような現代社会では「何が真実か?」と気になる方もいらっしゃるでしょう。
是非「ゆ」の言霊を意識して頂き、自分の中で焦りやアドレナリンが少し過剰になっているなと感じる時には、情報を遮断してみて自分の心の中にゆとりを取り戻して下さい。
それが自分の人生も周りも幸せになっていくし、日本もより良くなっていくことに繋がると思います。
【石川真理子】
そうなんですよ。
ゆったりした気持ちでいたら優しい言葉の1つも出るでしょうし、笑顔だって出てきますよね。
「笑う門には福来たる」と昔から言いますけれども、量子力学的な観点からすると本当なんですよ。
【羽賀ヒカル】
ぜひ、実践して頂けたらと思います。
昨今の情勢として、安倍元首相の暗殺事件など様々なニュースが流れています。
この後、ゆにわ塾内では、更にそういったニュースを真理子先生がどのように捉えているかをお届けしていきます。
ゆにわ塾限定の動画では、ズバリとおっしゃって頂こうと思いますし、YouTube上では伝えられないようなお話もありますので、ぜひご覧になって下さい。
今回は「運気が下がる言葉」でお届けしました。
真理子先生、どうもありがとうございました。
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この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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