神社の神様から北海道の道民性を紐解く!
あなたの心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。
今回は、北海道の中心である〝北海道神宮〟から産土力や道民性を紐解く、という北海道在住の方必見の内容です。
また、人生で一度は必ず訪れたい北海道に行く意味や、行く予定がない方でも、北海道のエネルギーを人生に活かすための秘訣についてお伝えしていきます。
北海道のイメージといえば・・?
北海道といえば、何といっても「寒い」「雪」というイメージがあると思います。
当然、積雪量もダントツナンバーワンを誇るのですが、同時に「広い」です。
北海道の面積は「8万3450平方km」
これは日本で一番小さい香川県の42倍、また東北全て合わせた「6万6950平方km」よりも大きいのです。
つまり、日本で最も大きい都道府県なのです。
北海道といえば「食べ物が美味しい」といったイメージがあると思いますが、農業の産出額は「1兆2593億円」で全国第1位。
酪農も非常に盛んです。
そんな北海道ですが、夏は涼しく食べ物が美味しそうなこともあり、ある調査によると「都道府県の魅力度ランキング」で13年連続1位となっています。
次に歴史ですが、「北海道」という名前になったのは明治時代からです。
北海道になる前はアイヌ民族と呼ばれる方達が住んでいたのですが、アイヌ民族のルーツは、はっきりとしたことが明らかになっていません。
本州からやってきた出雲民族がルーツ、もしくはDNAを調べた結果、鎌倉時代に大陸からやって来た人達がルーツという説が出てきたり、いろいろな方の混血というのはあると思います。
また、明治2年(1869年)の北海道の人口は約6万人に過ぎなかったのですが、約20年後の明治19年には約30万人となりました。
そして現在は500万人を超える状況です。
北海道民の気質や産土力を解説!
今回のテーマは北海道の産土力ということなのですが、まず北海道民の道民性を見ていきたいと思います。
北海道民は、世間体や見栄などをあまり気にせず、おおらかな性格の方が多いです。
大きくて広いという地理的な理由もあると思いますが、歴史的に見ると、次のように考えられます。
本州に住んでいると、家系や家柄を気にしなくてはいけません。
しかし、明治時代に本州から北海道に来た人達は、家系や家柄を捨ててやって来たわけです。
そういう点が、世間体を気にしないという気質に繋がっているのだと思います。
また、気候的にもカラッとしてるんですね。
日本で唯一梅雨が来ないと言われますが、そういったところも北海道民の気質に繋がってくるということです。
有名人物はいろいろな方がいらっしゃいます。
大河ドラマで主演を務めていた、大泉洋さんは北海道出身で有名ですね。
また、中島みゆきさんや北島三郎さんがいらっしゃいます。
〝言われてみれば、なんとなくおおらかそう〟〝世間体を気にしなさそうだな〟と思うかもしれません。
「北海道民の気質は一体何なのか?」という部分をさらに掘り下げていきます。
北海道に訪れたら絶対行きたい神社
今回北海道の中心としてオススメしたい神社は「北海道神宮」です。
私も北海道に行ったときは必ずお参りしており、非常に良い神社だなと感じています。
では、なぜ北海道の中心に神社・神宮が置かれたのかというと、「北海道の開拓をしていく」という意味があるんですね。
つまり北海道の産土力は、「開拓者精神に溢れる」ということです。
先ほど名前が挙がったメンバーでいうと、日本における演歌業界を開拓した北島三郎さん、ポップミュージックを開拓した中島みゆきさんは、どちらも功績が大きいでしょう。
また、大泉洋さんは開拓者精神で「水曜どうでしょう」という番組をやっていましたが、そういった旅をしながら切り開いていく精神は、北海道の産土力から来るところがあるのでしょう。
北海道神宮に祀られている神様や功徳
この北海道神宮には当然、神様が祀られております。
主祭神がオオクニヌシの系統の神様で、大国魂神(オオクニタマノカミ)です。
他にも大那牟遅神(オオナムヂノカミ)や少彦名神(スクナビコノカミ)と言われています。
これらの神様が北海道の開拓三神と言われています。
では、大国魂神はどういう神様なんでしょうか?
これは、「国を大きな視点で見ていく魂」と私は解釈しています。
つまり、広く長い視点で物事を見ていく神様ということなのです。
北海道は日本で一番北にありますが、一番高いところにあるといった意味でも、北海道の産土力は「高く広い視点」で物事を見ていくということです。
では、北海道にはどんな時にお参りしたら良いのでしょうか?
日常生活が忙しいと、人間関係の悩み、仕事や子育ての大変さなど、色々と大変なことが目の前に現れて、追われがちになることがありますよね。
しかし、大所高所から見れば、今自分が抱えている人間関係の悩み、仕事や子育ての大変さは、実は小さなことかもしれません。
北海道に旅行すると「なんか小さなことで悩んだり迷っていたな」「こんな小さなこと見てたらいけないな」と感じる機会を与えてもらえるということです。
そういった広い視点で見る機会を与えてくれるのが、大国魂神です。
また、大那牟遅神は、お兄さんから様々な迫害を受けながらも乗り越えてきたということで、人生における試練や困難を乗り越えさせてくれる産土力があります。
開拓者として生きていこうという時に、試練・困難がやってくるのですが、それを乗り越えさせてくれる「強さ」を与えてくれるのが、大那牟遅神です。
そして試練・困難を乗り越えさせてくれるアイディアや知恵を与えてくれるのが少彦名神となっています。
そういった想いのある方は、ぜひお参りしていただけたらと思います。
非常にオススメです。
この北海道神宮の産土力や功徳ですが、他にもまだまだあります。
本州から見ると、北海道神宮は東北の方、「鬼門」の方にあたります。
また北海道と言うと、洞爺湖(とうやこ)や支笏湖(しこつこ)、羊蹄山(ようていざん)や知床五湖(しれとこごこ)といった雄大な自然を観に行きたい方もいらっしゃると思います。
洞爺湖と羊蹄山
支笏湖と恵庭岳(えにわだけ)
知床五湖
こういった雄大な自然には、大自然の神様である「龍の神様」がいらっしゃるという話もあります。
雄大な自然の持つパワーやエネルギーなどについては、ゆにわ塾で深めたいと思うので、ご興味ある方は下記のリンクから今すぐチェックしていただけたらと思います。
ここまで北海道神宮の産土力についてお伝えさせていただきました。
この記事を読んでくださったあなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。
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この記事をまとめた人
- ゆにわ塾歴2年。25歳のフリーターです。毎日、ゆにわの学びを実践するつもりで、仕事や家事と向き合っています。座右の銘は、「大丈夫、なんとかなる!」(笑)
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