頭をクリアにして参拝するために!火の瞑想法 松果体覚醒
あなたの心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。
今回は、蝋燭(ろうそく)の火を活用した瞑想法についてお伝えさせて頂きます。
橋本ユリ
羽賀さん、高野山の火祭りに行かれていましたね!
火を使うお祭りは、色々な神社やお寺にありますね~
火を使うお祭りは、色々な神社やお寺にありますね~
羽賀ヒカル
そうですね。
高野山の火祭りは、迫力ありましたよ。
古来から諸宗教において、火を使った浄化や祈りがあります。
今日は、日常でできる火の祈りをお伝えしましょう。
高野山の火祭りは、迫力ありましたよ。
古来から諸宗教において、火を使った浄化や祈りがあります。
今日は、日常でできる火の祈りをお伝えしましょう。
※高野山の火祭り動画↓
炎上厄除け!空海の聖地・高野山の火祭り【大柴燈護摩供】
火を使った祭りの意味は?
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・ゾロアスター教・神道においても、水と火のエネルギーが使われます。
火(か)と水(み)を合わせて、神(かみ)とも言います。
火の浄化によって心や肉体についた罪・穢れ(つみ・けがれ)を禊ぎ祓い(みそぎはらい)して、身体をクリアにすることによって本当の自分が出てくるのです。
本当の自分とは、神様から頂いた「分霊(わけみたま)」となる自分が目覚めることです。
その本当の自分を目覚めさせるための儀式として、火を使った浄化やお祭りが日本全国各地にあります。
有名な火のお祭りを行っているのが、日本最古の神社のうちの一つである「熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)」です。
その他、熊野三山を形成する「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」や「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」でも、火のお祭りがあります。
例えば、「どんと焼き」(※注1)というお祭りがあります。
これは、ブワーっと火を燃やすことによって、みんなでお祭りをします。
※注1:どんと焼き
小正月(1月15日)に行われる、正月飾りやお守り、お札などを燃やす火祭り行事。満月と神聖な火による浄化の力で、集落の人々の1年間の災いを払い、豊作や商売繁盛、家内安全、無病息災、子孫繁栄を願う。地域によっては「どんど」や「左義長」とも呼ばれている。
また、日常的にも火を使ったお祭りや祈り、瞑想があります。
今回は火を使った瞑想法をお伝えします。
蝋燭を使った火の瞑想法の準備や心構え
火の浄化で用意するものは、2つです。
・ろうそく
・ろうそく立て
ここで使うろうそくはなんでも構いませんが、やはり作り手が想い・エネルギーを込めて作られた物が良いです。
ゆにわマートで販売しているお米のろうそくは、米糠(こめぬか)の蝋(ろう)を使って作られているので、エネルギーがこもっていますね。
※ゆにわマート「お米のろうそく」
尚、この使用の際は、絶対にその場を離れないようにするなど、火の取り扱いには注意して下さい。
例えば、エアコンの風の影響によって紙が飛んでしまって、ろうそくの火に当たることで、紙が燃えると大変なことになります。
料理の時でも、火をつけたまま離れてしまうと、料理を焦がしてしまうことがありますよね。
だから、基本的にはろうそくから目を離さないようにして下さい。
「人間が見ているからこそ、エネルギーやパワーが宿る」とも言えるので、火をつけたら絶対に離れないことを意識して下さい。
火の瞑想を実践する際の流れ
それでは、実際にろうそくに火を灯してみましょう。
火を付ける時も「火の神様、どうか宿って下さい」といった想いを込めると良いですね。
画像のような形で、ろうそくの炎が付けばOKです。
この時、火をただ眺めるだけでも良いのですが、眺める時のポイントがあります。
この火を眺める時の最大のポイントとは、アジュナチャクラ(※注2)・眉間(みけん)・天眼(てんがん)の奥にある「松果体(しょうかたい)」を意識するということです。
※注2:アジュナチャクラ
眉間にあるチャクラのことです。サードアイ・天眼(てんがん)とも呼ばれます。真理を見抜くための知恵の眼とされており、ここが活性化すると頭が正しく働くようになると言われています。
炎を見つめる時は眉間のところを意識し、火の光が眉間にスーッと入ってきて、脳の中にあるネガティブなエネルギーが焼き清められるところをイメージします。
ネガティブな思考、印象、感情、闇の力がどんどんなくなっていくところをイメージします。
脳の中に何もなくなって、頭の中が光だけになったら、この光のエネルギーが脳の一番奥の小さな松ぼっくりの形をした、松果体に届きます。
それがイメージできたら、次にイメージしていただきたいのが、脳の下のハート(心)です。
松果体を通じて光が降りてきて、ハートに光が蓄えられたら、そのハートに蓄えられた光が全身に広がります。
その光は、口や手など身体全体に届けます。
光のエネルギーが口に行くと、嘘や言い訳といったネガティブなエネルギーがどんどんなくなっていきます。
光のエネルギーが手に行くと、誰かを傷つけるためではなく、人を癒したり、元気付けるためのものになります。
光のエネルギーが足に行くと、行動力がついていきます。
光のエネルギーが内臓に行き渡ると、内臓に溜まったネガティブな感情思考がどんどん清められ、ポジティブなものになります。
そうやって、自分の中に溜まったネガティブなエネルギーがどんどんなくなっていく。
ハートを中心として光が広がっていき、どんどんと自分の全身が光になっていくというところをイメージしてください。
眉間から、脳の一番奥の松果体に届き、松果体を通じて光がずっと降りていって、ハートに届く。
ハートに届いたら、その光が全体に広がって、バーンと爆発して全体に広がっていきます。
この際に、手を合わせても構いません。
神道で言う、祝詞を唱えても構いませんし、不動明王の真言・光明真言を唱えても構いません。
自分にとってのお気に入りのマントラや、祝詞や言霊を唱えてください。
よくわからない場合は、「ありがとうございます」や「大丈夫」といったポジティブな言葉を繰り返し唱えたり、誰かの幸せを祈っても良いです。
そういった、良いイメージを持ってください。
祓い清めるということなので、「祓い給え、清め給え」でも構いません。
繰り返し唱えることで、自分の身体や心、霊体、魂に溜まった罪・穢れが、どんどん祓い清められていきます。
火の瞑想に使う時間や注意点など
瞑想をする時間について、あまり時間が無い時は3~10分程度で構いません。
また、大祓祝詞を唱えながら、15~30分程度、火を眺めるのも良いでしょう。
眉間を意識し、眉間からハートに光が届き、その光がバンと全身に広がるということをイメージしてください。
繰り返しになりますが、火を扱う時はくれぐれも注意してくださいね。
バンとうっかり倒してしまったりすると、大変なことになります。
特に気をつけて欲しいのが、寝ないようにすることです。
火の瞑想をしていると、脳の状態がα波(※注3)になってくるので、眠くなってくる方もいると思います。
寝てしまうと、誤って蝋燭を倒してしまったりするので、絶対にNGです。
※注3:α波(アルファは)
脳波の一つで、ゆったりと気分が落ち着いているときに現れる波形。
橋本ユリ
火の瞑想ってすごいんですね。
眉間の奥からハート、全身がフワっと、光になっていくみたい…。
眉間の奥からハート、全身がフワっと、光になっていくみたい…。
羽賀ヒカル
ゆりちゃんは寝そうで危ないなあ。
それだけは、頼むから気を付けてね!
それだけは、頼むから気を付けてね!
今回は蝋燭を使った火の瞑想法についてお伝えさせて頂きました。
記事を読みながら、是非実践してみてくださいね。
あなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。
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この記事をまとめた人
- 2人の娘を持つ父親。ゆにわ塾歴3年。ゆにわと出会って、娘との関係が激変しました。神社chの記事を読んでくださる方々が、羽賀さんやゆにわのみなさんの温かみを感じられるような素敵なサイトにしていけたらと思っています。
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