全国にある八幡(はちまん)神社の謎
こんにちは、橋本ユリです。
今回は、八幡神社についてお伝え致します。
皆さん、全国に神社、何万社あるかご存知でしょうか?
これ正解は、12万社です。
そのうち八幡神社は、何分の1くらい占めていると思いますか?
3分の1ほど占めています!
八幡神社は全国に4万社ある
つまり、12万社のうちの3分の1、
八幡神社、なんと全国に4万社あるんです。
おそらく皆さんのご近所にも八幡神社というのは
きっと探せば、あると思います。
という八幡神社なんですが
実はその信仰の起源、はっきりしたことは、
明らかになっていないんです。
別府大学の教授の中野義和さんという方が
この八幡についてずっと研究されていたんですけれども
八幡信仰には段階があると言われております。
八幡信仰の段階について
武神八幡信仰
八幡大菩薩という神様の信仰
応神八幡信仰
原始八幡信仰
と言う風にして、段階を経た信仰が
移り変わっているという事なんです。
八幡大菩薩の前が、応神八幡という事なんですけども
八幡信仰、つまり八幡、やはたの神様とは
一体どういう神様か。
八幡信仰の神様=応神天皇
これ、応神天皇であるという考え方なんです。
しかし、応神天皇よりも前、八幡信仰
八幡の神の信仰の原型はあったのではないかという事なんです。
それが原始八幡信仰ということなんです。
じゃあ一体、何の神様なのかという事なんですけども
これ有力な説というのが、新羅(しらぎ)
つまり、朝鮮半島からやってきた神様であるという事なんです。
じゃあ一体、何の神様か
神道の神様ではないのです。
これ実は、道教であったり、仏教の影響を強く受けた神様
これが八幡(やはた)の神、八幡(はちまん)の神として信仰されてて
その信仰を取り入れたのが、応神天皇ということから
元々の神様を応神天皇信仰にすり替えたという説が実はあります。
そこから、源氏が八幡を信仰するようになって八幡大菩薩信仰、
戦国大名が八幡信仰をすることによって、
武神八幡信仰というようにして
ずっと段階を経て今の八幡(はちまん)神社、八幡(やはた)神社
という風にして、ずっと信仰が移り変わってる。
こういったことを理解して、皆さんのご近所にある
八幡神社(はちまん)、八幡(やはた)神社に参拝すると
また違ってくるのではないでしょうか。
今回は、八幡信仰についてお伝えしました。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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