神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

死の前兆・サイン

2021年8月29日 2021年08月29日

こんにちは、羽賀ヒカルです。

今回はタブー系ともいえる「死の前兆・サイン」についてお伝えさせていただきます。

橋本ユリ
羽賀さん、聞いていいかどうか迷ったのですが、占いで、人の寿命・死ぬ時期って分かりますか?


羽賀ヒカル
人が死ぬ前兆というと気にされる方が多くいますので、今まで伝えることを控えていたことでもあります。

しかし、最近のコロナ禍で「命は何よりも大事だ」と言われることもあり、神社チャンネルでも死生観についてお伝えすることが増えています。

今回もその一環としてお話しましょう。

死の前兆・サインのパターン


私が師匠から継承した運命学の「観相学・人相・手相」において、人が死ぬ間際には「前兆・サイン」が出るとの教えがあります。

また、生年月日でも死ぬ時期を見る方法が秘術としてあり、死ぬ前兆・サインには色々なパターンがあります。

  • 禁点
    私が昭和最高のヒーラーだと思う、「野口整体」の創始者である野口晴哉(のぐちはるちか)さんの話では、みぞおちの少し下(指2本分くらい下)に米粒くらいの硬いしこりができると言われています。

    これは、病気・天変地異・事故死に関わらず、死ぬ4日前には必ず現れる「禁点(きんてん)」というものです。



実際に野口晴哉は亡くなる二日前にこの禁点を発見し、「もうすぐ亡くなるからね」と言い残して亡くなられたそうです。

達人などは自分の死ぬ前兆・サインを察知し、前もって言葉を残したり、周りの方に伝えるという話もあります。

本居宣長(もとおりのりなが)や竹内宿禰(たけのうちすくね)先生もそういったことがあったそうです。


  • 人相における死ぬ前兆・サイン
    病気や事故、若い場合や年老いた場合など、人相に出る前兆・サインは色々あります。

    例えば、要注意な死ぬ前兆・サインとしては、顔を横切る赤いラインなど「目や鼻を横切るライン」が言われています。


    また、色々なポイントがある中でも共通しているのは「目」です。

    目の周りが黒ずんでくぼみができてくると死の前兆・サインとも言われていて、さらに分かりやすいのが「目の輝きや光」です。


私はこの道に入って20年近くになりますが、セミナーや勉強会、占い鑑定に来られるお客様で亡くなる方を見てきました。

その一方で、ガンで余命半年や3ヶ月と言われて生きている方も多くいらっしゃいます。

占い鑑定に来られた方のやりたいことや想いを応援したい気持ちがあるので、どうすれば寿命が伸びるのかといったこともお話させて頂きますが、寿命を変えることはなかなか難しいことなのです。

今回のコロナ騒動でもその通りで、人間の寿命を変えるようなウィルスや細菌というのはなかなか無いのです。


  • 目の光
    鑑定に来られたお客様がガンで、「私は大丈夫でしょうか?」と聞かれることがあります。

    その時、私はパッと見て「大丈夫ですよ」と自信持って答える場合、その人の「目の光」を見ています。


    目の光はどこから生じているのかというと、「生きようとする強い意志」、つまり「命の目的意識」です。

    生きてこういうことをやりたい、成長したい、学びたいといった想いが強いほど目に光が宿っていて、そういう方はなかなか亡くなりません。

    逆に、生きる目的がない場合は目の光が薄くなり、危険なサインとも言えます。

    芸能人でも死ぬ直前は目の輝きが減ってきていることがあります。


  • その他の前兆・サイン
    好きなものを過剰に食べたがること、食べ物の趣味・傾向が変わること、過剰に過去を話し出すことも死ぬ前兆・サインの一つです。

    仕草で言うと、手を上に掲げたり、自分の手をじっと見ているのも、亡くなる直前、特に病気の方に多いと言われます。


死生観について


大事なことは、「命には目的がある」ということです。

命の目的が尽きたときが寿命で、無駄に命をながらえさせようとするより、「命の目的意識」を持って強く生きていくことが大切です。


私の先生の一人である、竹内先生も長生きではありませんでした。

しかし、日本ラブな若者を増やしたい、竹内宿禰としての命を全うしたいという想いで生きたので、その生き様や残した言葉には多くの人の心に残るものがあります。

今も神社チャンネルでコメントを多く頂くのは、命の目的を燃やし切ったからではないかと思います。


また、最近私が読んだ「2020年6月30日にまたここで会おう」という本の著者である、瀧本哲史(たきもとてつふみ)さんも若くして亡くなっています。

ですが、自分は長い命ではないと知ってか知らずか、その本からは勢いみたいなものを感じました。

命を燃やし尽くすような生き方が、時代や社会を変え、人の心に残ることに繋がるのではないのかと思います。


そして、吉田松陰やイエスキリストも長生きではありませんでしたが、私は長生きすることが悪いというわけではなく、「命を燃やし尽くしましょう」ということをお伝えしたいのです。

生まれてきた目的、命の目的とは?


生命の目的は二つです。

  • もっと成長したい、学びたい、色々な経験をしたいという「成長欲求」

  • 他の人の為に自分ができることや役割を全うしたいという「貢献欲求」


こういった成長や貢献したいという想いがある方は、寿命が延びる可能性も出てくるということです。

特にこのような時代の中では、命の目的意識を強く持って生きる人が求められているように思います。

神社チャンネル的に言えば、神社の神様にも求められているように思います。


命を燃やし尽くすように生きる


この記事を読んで、自分の親が病気で…などと周りを心配される方もいると思います。

目の光についてお伝えしましたが、最終的には本人が「生きたい」と思う強い意志や目的意識を持たなければ、周りはどうすることもできません。

死ぬことを怖がって生きるより、命を燃やしつくすように生きた方が良いということが、今回お伝えしたいことです。


橋本ユリ
本当は重い病気のおじいちゃんのことを聞きたかったのです。

なんとかできないかなと思って。


羽賀ヒカル
私も占い鑑定やセミナーに来られる方に対して、何とかしてあげたいという想いもあります。

しかし、命に関する事柄は本人の意思が芽生えなければどうすることも出来ないという世界でもあります。

最後まで命の目的を全うして生きられるようにと願っています。


今回は「死の前兆・サイン」について色々なポイントをお伝えしましたが、これらを気にしすぎることなく、目を輝かせて命を燃やし尽くして生きましょう。

あなたの開運をお祈りしております。
羽賀ヒカルでした。


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この記事をまとめた人

やまちゃん
やまちゃん
2人の娘を持つ父親。ゆにわ塾歴3年。ゆにわと出会って、娘との関係が激変しました。神社chの記事を読んでくださる方々が、羽賀さんやゆにわのみなさんの温かみを感じられるような素敵なサイトにしていけたらと思っています。

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