金刀比羅神社(根室)【参拝レポート】
こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
橋本ユリ
今回は、北海道根室市にあります「金刀比羅神社」についての記事をササキさんに投稿していただきました。
- 金刀比羅神社の御祭神、ご利益、御由緒
- 参拝されたササキさんの感想
などについてお伝えします!
それでは参りましょう!
ご利益(どんな功徳があるか?)
- 家内安全
- 子孫長久
- 漁業の守護
- 殖産・商業の守護
昔から漁業や農業が盛んな地域として有名な根室ですが、自然との営みはやはり危険がつきものです。
ですので、その地域に住んでいる人たちやそこで行なってきた営みの繁栄・発展を願い、大切にされてきた神社と言えます。
その想いや願いに通じたご利益を叶えて下さる神社です。
御祭神(祀られている神様)
大物主神 (おおものぬしのかみ)
出雲大社に祀られている大国主神の国造りに助けた神とされています。
また、漁業・航海守護、農業守護の神として知られています。
大物主神に関して、こちらに詳しく記載していますのでご参考にして下さい↓
オオモノヌシ!古事記の中で忘れた頃に登場する神!
事代主神 (ことしろぬしのかみ)
大物主神の子で、大国主神の国譲りに関わった神とされています。
ことしろ=事知るとされ、それは「神様の言葉を知る」を意味し、
「本当にやるべき事は何か?向かうべき先は何かを知る、神の言葉を知るもの」とされています。
事代主神に関して、こちらに詳しく記載していますのでご参考にして下さい↓
宇都宮-二荒山神社の駐車場・御朱印【コトシロヌシ神】のご利益は?
倉稲魂神 (うかのみたまのかみ)
正式には「豊受宇迦之御魂神(とようけうかのみたまのかみ)」と呼ばれ、
稲荷神として全国の稲荷神社で信仰されています。
また、五穀豊穣の女神として知られています。
橋本ユリ
北海道の開拓の歴史を見てきた神様が祀られているのですね。
ことひら=事開く神様として、道開きを導いてきたと言えますね。
ことひら=事開く神様として、道開きを導いてきたと言えますね。
御由緒
根室 金刀比羅神社・公式HPより引用:https://www.nemuro-kotohira.com/御祭神-由緒/
御祭神は古来「こんぴら様」として、信仰洽き讃岐「金刀比羅宮」の御祭神 大物主神を主神に、事代主神、倉稲魂神の御三神をお祀りしております。
文化3年、北洋漁業開拓者高田屋嘉兵衛が当地方の漁場請負中、その守護神としてお祀りしたのを初めといたします。
爾来当地方の開拓が進むにつれ氏神としての深い信仰を集め、家内安全、子孫長久は勿論、漁業、殖産・商業の守護神として、年と共に神威洽く深い崇敬を集めております。
橋本ユリ
200年以上前に祀られたそうで、明治時代に北海道が設置される以前から存在する歴史のある神社だそうですよ!
地域の安全・発展を願って大切にされてきた神社なんですね。
地域の安全・発展を願って大切にされてきた神社なんですね。
アクセス
〒087-0055 北海道根室市琴平町1丁目4番地
JR根室本線・根室駅より、花咲線バスに乗り、汐見町バス停下車で徒歩約5分
ササキさん参拝レポート
ササキさんが根室市の中心部を訪れた際によく通っているという、根室 金刀比羅神社を参拝された時のレポートを写真付きで頂きましたのでご紹介いたします。
マチ(笑)に出た時、時間があれば必ずお参りしています。
すごく綺麗でお気に入りの神社です。
夏は観光客がけっこう寄っているようです。
正門は「佐重門」と呼ばれ、佐々木重太郎さんが寄進したためそのように呼ばれています。
2018年、北海道命名150年目(1869年より)を迎えましたが、この神社はそれよりも早い文化3年(1806年)に始まりました。
北洋漁業の開拓者・高田屋嘉兵衛がこの地の漁業請負人だったころ、
その守護神としてお祭りしたのが始まりだとか。
現在地に遷座したのは明治6年(1873年)です。
毎年8月9日から11日にかけて例祭が行われ、全国各地にからこの日めがけて帰省する方が多く、びっくりするほどたくさんの人がやってきます。根室で一番熱い3日間というのは本当だと思います。
2日目と3日目にお神輿を担いで市内巡幸が行われます。
立派なお神輿は、普段は社務所内にあるお祭り資料館でいつでも見ることができます。
ピカピカです☆
御手水は、冬は凍るので出ません。
夏場も、こんな感じです。
いろんなおみくじがありますが、これがイチオシです。
えぞみくじといいます。
釣り竿で釣り上げます。
北海道のいくつかの神社で、特徴的なおみくじを扱っているようです。
私が2019年4月に引いたもの。北海道弁で書いてあります。サンマの写真は撮り忘れ(^_^;)
弁天島・市杵島神社
つい最近知って驚いたのですが、港の向こうに弁天島と市杵島神社があります。
主祭神は、宗像三女神である
市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)
多紀理比賣神(たぎりひめのかみ)
多紀津比賣神(たぎつひめのかみ)
です。
最近は、そちらにもお参りするようになりました。
とはいえ、展望台からですが。
パノラマモードで撮るとこんな感じです。
終戦直後、北方領土から引き上げて来るときに人々が各地の神社からなんとか持ち出した御神体も預かっているとのことです。
北方領土の神社の多くが金刀比羅神社か市杵島神社でした。
まとめ
橋本ユリ
根室地域に住む人たちやそこでの営みの繁栄・発展を願って祀られてきた神社となっています。
根室市に行かれた際は是非ともご参拝下さい!
根室市に行かれた際は是非ともご参拝下さい!
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
最近の投稿
- 参拝作法・マナー2023.12.28神社のはしごは良くない?それとも大丈夫?確認したい参拝作法
- 未分類2023.10.27【お知らせ】2023年を締めくくる大神神社の参拝に向けて
- 神社参拝2023.01.19初詣参拝で運気を上げる方法と2023年にオススメの神社6選をご紹介!
- 参拝レポート2022.11.29瀧原宮【参拝レポート】