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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

覚醒とは?その絶対条件について

2021年6月20日

こんにちは
羽賀ヒカルです。

今回は「霊的覚醒とは何か?その絶対条件について」お伝えしていきます。

橋本ユリ
羽賀さん、友人から悟りについて聞かれたのですが、良く分からなくて。
悟るって、すばらしい人になっていく、ってことですか?


羽賀ヒカル
うん、そう思うよね。普通は。でも、そうとも言えないところがあって。
今日は霊的覚醒とその条件について、できるだけ分かりやすくまとめてお話しますね。

2種類の霊的覚醒と悟りの感覚


霊的覚醒というものを学問・数学的に最も深めている国はインドです。
日本は学問・数学的というより感覚的であり物語的となります。
インド哲学・思想というのは非常に歴史があり、ヒンドゥー教・サーンキャ哲学・仏教、そして最近では、神の知恵の学問である神智学があります。

また、霊的覚醒は微分的なものと積分的なものの2種類あり、それについて説明していきます。

  • 微分的な悟り
    瞬間的なもの
    例えば、その瞬間に感じた光や神がかり的なもの
    その瞬間に発揮される熱量や愛念であったり、圧倒的な光を感じている瞬間

  • 積分的な悟り
    蓄積的なもの
    例えば、未練・執着を手放したり、真理を掴んだとか、感覚的にこれが大事という事を一回掴んだら、なかなか元には戻らないもの


スポーツで例えると、瞬間的に凄いプレーが出来たのは微分的で一回感覚を掴んだら、もう10年間やってないけどスキーが出来るというのは積分的になります。

一般的に言われる覚醒は、積分的な悟りの方がイメージに近いと思います。

また、ヒンドゥー教や仏教ではチャクラの覚醒を重要視しますが、チャクラに関して一般的に出回っている情報は間違っている事が非常に多いです。

チャクラの階層構造と霊的進化段階について


今回お伝えする事も感覚的な話ですので、完全に正しく伝わると言うことは難しいかもしれませんが、まず前提としてチャクラにおいて理解しておくべき点は階層構造となっており、例えばアナハタチャクラでも、1つではなく大きく分けると4段階の波動があります。

  • 体外(体の外)

  • 体表(体の表面)

  • 神経層(体の中心)

  • 脊髄(体の奥)


これ以外に脊椎の奥にはまだチャクラがあるのですが、大きく分けると4段階となります。つまり、同じアハナタチャクラの波動でも体外・体表・脊椎・神経層のアナハタという風に4層構造になっているのです。



よく「チャクラが開く」という言い方をしますが、実はチャクラが開くというのは7段階(ムーラダーラ・スワディシュターナ・マニプラ・アナハタ・ヴィシュダ・アジュナー・サハスラーラ)のチャクラに於いて、まず体外の7段階が開きます。その次に開くのが体表の7段階、その次に神経層・脊椎となり、さらに奥のチャクラが開いていきます。

また、最初の7段階(体表)が開いた状態を霊的進化段階1.0といい、第一段階の悟りとなります。

次に体表の7段階が開いたら霊的進化段階2.0となり、神経層が開いたら霊的進化段階3.0という風に続いていきますので、進化段階別にポイントを説明していきます。



  • 霊的進化段階1.0
    最初の7段階(体外)のチャクラが全部開いたことをサンスクリット語でシュベッチャーと言い、日本語に翻訳すると
    「光明への発願」という意味
    境地としては、光がある・神がいると悟った感覚

  • 霊的進化段階2.0
    感情による苦しみを克服した段階と言われている
    感情を100%コントロールできるようになるわけではないが、感情による苦しみが無くなった状態

  • 霊的進化段階3.0
    思考による苦しみを克服した段階
    自分の思考がある程度コントロールできたり、俯瞰して見ることができると言われているが、霊的進化段階3.0に達している人はほとんどいない

  • 霊的進化段階4.0
    イエスキリストは霊的進化段階4.0に達したと言われています。
    生きる・死ぬといった人生における様々な苦しみからの解放の境地となる

  • 霊的進化段階5.0
    この段階の事をサンスクリット語でモクシャと言います。
    日本語では「解脱」となり、ブッダの境地となります。
    仏教的な価値観で「解脱」というのは輪廻転生の苦しみがなくなり、輪廻転生する必要もなくなったというのが仏教における一つのゴールとなる。


キリストとブッダを比較するとブッダの方が上に見えがちなのですが、これは役割の違いと言い換えて良いでしょう。

ただ、インド哲学、思想の考え方の場合は、キリストよりブッダの方が、もう一段階上に来ているということになります。

トランスヒマラヤ密教での霊的区分の見方もあるのですが、これはイエス・キリストの人生に例えることができます。キリストは生まれた段階から霊的進化段階1.0だったと言われています。生まれた段階で光明への発願があり、その状態からバプテスマのヨハネに洗礼の儀式を受けました。

これにより、霊的進化段階2.0と目覚めて感情による苦しみを克服しましたが、これは変容の段階となり、新約聖書には変容の段階で活躍したイエスキリストのことが記述されています。

キリストは最終的に張り付けの刑(磔刑(たっけい))にあうのですが、磔刑(たっけい)にあったことでキリストは完全な光明に至るというのがトランスヒマラヤ密教におけるキリストの霊的進化の段階だと言うことになります。

進化段階にはまだ上があります。

  • 霊的進化段階6.0
    対象物を認識しないことで、サンスクリット語でパダールタバーヴァナと言います。
    自分と他人や主体とか客体という分別がなくなっている状態。

  • 霊的進化段階7.0
    超越する境地に至る事で、サンスクリット語でトゥリヤーガと言います。
    この段階に達する聖者・覚者は極めて少ないなかなかいないのですが、聖者であるパラマハンサ・ヨガナンやヴィヴェーカナンダは霊的進化段階7.0を超えていたと言われています。


チャクラを開くために重要なこと


霊的進化段階が進むほど、どのように変容していくのかというと、霊的進化段階5.0に無執着という言葉が示す通り、生や死への執着を手放し、超越する。
自分と他人や自分と宇宙とか、そういったものとの区別がなくなっていく状態になっていきます。

重要なポイントとして、何事も最初の一歩とか最初の行動というのは非常に大切となります。

ビジネスでも「私、独立します」という方が一番難しいのは、最初の100円や1000円を自分で稼ぐ事。でも最初のブレイクスルーがあれば、最初に1000円を稼いだやり方を10回繰り返せば1万円となったり、もしくは1万円を稼いだというやり方を10回繰り返したら10万円になるというように最初の一歩を稼ぐのが一番難しいとされています。これは霊的成長の世界も同じで、霊的進化段階1.0で、まずはこの体外の7つのチャクラを開くのですが、これが一番難しいということなのです。

では、どうすればチャクラが開くのかということなのですが、この方法に関しては一般的に言われている通り「手放す」ということなのです。人間関係、もの、過去、自我や思い込みなどあらゆるものを手放すほどチャクラが開きやすくなります。手放すことを積み重ねていきチャクラが開いていきます。それが、始めにお伝えした霊的覚醒は積分的覚醒ということです。だから、物を捨てることや、人が離れていくことはマイナスなことではなく、覚醒する上では非常に良いことです。自分から進んで縁を切らなくて良いという方もいると思いますが、霊的世界の原則で手放したら入ってくるものがあります。それが「光」なのです。

日本人的な悟りとは


日本人的な感覚では、悟るほど良い人になっていき、善なる心に目覚めていくというイメージがあると思いますが、これは、実は間違った思い込みになります。

イエスキリストやブッダと言った覚者も霊的進化段階は高いのですが、歴史上で残虐なイメージが強いヒトラーも進化段階が高く、霊的進化段階で言うと2.0となります。
でも、戦争をしたり人を殺すことに対する分別や倫理観、道徳心などはありません。
それを全面的に肯定してるわけではありませんが、善悪というのは分別なので霊的進化の悟りとは違うものなのです。

インド哲学的な解釈で見ると、霊的進化が高まるほどそのような分別はなくなっていくのですが、日本人的な悟り方というのは、どれだけ執着や思い込みを手放しても、囚われが無くなったとしても、善なる心を失っていないことが大切だと考えています。「悟っても尚、善なる心を持っている」のが、日本の神様なのではないのかということです。

橋本ユリ
えーっと。えーっと。一言でまとめると、
悟りたい、覚醒したいと思ったら「手放す」ですね!


羽賀ヒカル
そう。手放して執着しなければ、光が入ってくるということです。


 

難しい内容でしたので、要望が多ければさらに深めた内容をお伝えしようと思います。

今回は「霊的覚醒とは何か?その絶対条件について」お伝えしました。

あなたの開運をお祈りしております。
羽賀ヒカルでした。


これらの記事も合わせて読むと、開運の秘訣がわかります。

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