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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
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【徹底解説】占いの闇を暴きます。北極老人の秘伝

2026年2月18日 2026年02月19日

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。



突然ですが、あなたは「占い」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?



朝のテレビ番組で流れる「今日の運勢ランキング」でしょうか。

それとも、なんだか怪しげな雰囲気のある占い館でしょうか。



じつは、わたしも最初は占いに対して「ちょっと怪しいんじゃないかな…」というイメージを持っていたんです。

でも、羽賀ヒカルさんから東洋思想の深さを教わるうちに、その印象はがらりと変わりました。



結論から言えば、占いには「本物」と「そうでないもの」があります。そして本物の占いには、数千年にわたって継承されてきた深い思想と哲学が存在するのです。



今回は、羽賀ヒカルさんが師匠・北極老人から受け継いだ知恵をもとに、占いの真実と歴史についてお伝えしていきますね。



テレビの星座占いランキングは「本当の占い」ではない



まず、はっきりお伝えしておきたいことがあります。



朝の情報番組で「今日の運勢1位は○○座!」とやっていますよね。

あれ、じつは本来の占いとはまったく別物なんです。




羽賀ヒカル

はっきり言います。今日の運勢ランキングみたいなものはないです。星占いというものは西洋から伝わってきた占星術をもとにしていますが、毎日の占いランキングみたいなものはないわけなんですね。あれはテレビがエンタメとして始めたものなんです。




これを聞いたとき、わたしは正直おどろきました。

だって、子どもの頃から当たり前のように見ていたものですから。



でも考えてみれば、同じ星座の人が何千万人もいるのに、全員が同じ運勢なんておかしいですよね。



一方で、「占いなんて全部嘘だ!」と全否定する方もいらっしゃいます。

YouTuberさんや学者さんの中にもそういう方がいますが、羽賀さんはこうおっしゃっています。




羽賀ヒカル

ああやって否定する方っていうのは、全くそういった神秘学とか東洋思想とかを勉強せずに、学ばずに、最初から否定するためにおっしゃっているという方がほとんどです。占いや神秘学は、学べばちゃんと勉強すれば、確かに人の運命は生年月日によって決まっているところがあるというのがだんだんとわかってくるんです。




つまり、「エンタメ化された占い」と「本来の運命学」は、まったく別のものだということなんですね。



東洋の占いは「仙人たち」が体系化した学問だった



では、本物の占いとはどのようなものなのでしょうか。



羽賀さんが専門とされているのは、中国から伝わってきた東洋系の占い、特に生年月日を使ったものです。




羽賀ヒカル

東洋系の占い、これはもともとどういった方たちが作ったものかというと、簡単に言えば中国にいらっしゃる仙人のような方たちが学術的に研究していた。その仙人のような方たちが体系立てた術があって、そのうちの一つが生年月日を使った占いということなんですね。




「仙人」と聞くと、なんだかファンタジーのように感じるかもしれません。

でも、ここで言う仙人とは、山にこもって修行し、宇宙や自然の法則を研究し続けた知識人たちのことです。



東洋の占いは「五術(ごじゅつ)」と呼ばれる体系に分類されます。




  • 命(めい):生年月日を使った占い

  • 卜(ぼく):毛を取る占い(おみくじなど)

  • 相(そう):人相・手相・家相などの観相学

  • 医(い):東洋医学

  • 山(さん):太極拳や呼吸法などの修行法



おもしろいのは、医術と占いがセットだったということ。

200年以上前の時代では、科学とオカルトは分かれていなかったんですね。



そして、わたしたちがよく耳にする「四柱推命」「算命学」「動物占い」「六星占術」…

これらは全部、陰陽五行説という一つの原理から派生したものなんです。



元は一つだったものが、時代とともに枝分かれしていったんですね。



占いのルーツは老子と孔子にあった



占いの歴史をさかのぼっていくと、避けて通れない二人の人物がいます。



それが、老子(ろうし)と孔子(こうし)

いまから約2500年前に存在したとされる、東洋思想の巨人たちです。




羽賀ヒカル

2500年前ってやっぱりすごい時代なんですよね。西洋ではソクラテス、プラトン、アリストテレス。インドではお釈迦様。そして中国では孔子と老子です。世界で同時多発的にすごい人物がボンボンと現れている時なんですね。




孔子の教えは「儒教」として知られています。

簡単に言えば、「立派な人間を目指しましょう」という教えです。



一方、老子の教えは「道教」の源流となりました。

「タオ(道)と繋がる」「宇宙の源と一体になる」という思想です。



羽賀さんが使う占いの根底にあるのは、この老子の思想だそうです。




羽賀ヒカル

老子の思想は「上善水の如し」なんですが、もっと言うと「自然は理(ことわり)」。この自然を作り出したタオというものがあるというのが老子の思想なんですね。人の心って自然に例えることができるよね。じゃああなたの心の自然はどんなの?あなたが自然体で生きるとどうなの?ということなんです。




これ、すごく腑に落ちませんか?



開運とは、心が自然に近づくこと。

不運・不幸とは、心が不自然な状態にあること。



いまの世の中は不自然なものに満ち溢れています。

だからこそ、「あなたを不自然にさせているものは何か」「あなたにとっての自然体とは何か」を紐解くのが、本来の占いの役割なんですね。



占いは「戦争の道具」として使われてきた闇の歴史がある



ここからが、今回のテーマの核心です。



占いには、美しい思想だけでなく、血生臭い歴史もあるんです。




羽賀ヒカル

当時こういった占いを活用していた方たちというのは、やっぱり戦国時代、つまりは戦略軍師なんですね。だから結構戦争に使われている知恵だということなんですよ。占いを学ぶときに、そういった戦争に使われてきたというちょっと血生臭い部分を感じるというのは、師匠の北極老人もおっしゃっておりました。




具体的にどう使われていたのか。



たとえば、敵の王様の生年月日を調べるんです。

相手の運気がずっと良いわけじゃない。運気が悪い時が必ず来る。

その時を狙って攻め込め、という考え方があったんですね。



だから、王は自分の生年月日を絶対に漏らしてはいけなかった。

占いは国家機密であり、戦略の中核だったわけです。



漫画『キングダム』を読んだことがある方は、イメージしやすいかもしれません。

あの時代の軍師たちは、まさにこうした術を駆使していたんですね。



戦国時代が終わり、秦の始皇帝が中華を統一した後も、運命学を継承する人々は王家に仕え続けました。

文献や知恵は、特別な思想集団の間で密かに継承されていったのです。



中国から日本へ―占いが伝わった二つの転機



長い間、中国の王家に仕えていた運命学の継承者たち。

彼らに大きな転機が訪れたのは、近代になってからでした。



一つ目の転機は、清王朝の終焉。



中国最後の皇帝・溥儀(ふぎ)の時代、映画『ラストエンペラー』で有名ですね。

王がいなくなったことで、運命学の継承者たちは国を追われることになりました。



その中には、台湾に渡った人、日本に来た人もいたそうです。



二つ目の転機は、文化大革命。



1966年から1970年代にかけて、中国では激しい内乱状態が続きました。

毛沢東を中心とした共産主義革命の中で、中国の伝統文化はかなり破壊されたんです。




羽賀ヒカル

共産主義って、共産主義的に理想の国を作るぞ、だから今までの伝統とか文化とかを全部壊すぞって、壊れちゃうんですよ。中国においてはもっと激しかった。文化大革命があったんです。この時にやっぱり台湾に逃げる方たちがいたわけなんです。




こうして、中国で継承されてきた運命学は台湾を経由して日本に伝わりました。



たとえば「算命学」。

第13代目の継承者である高尾義政さんという方がいらっしゃいます。

前の12代は全員中国人。中国でずっと継承されてきたものが、日本に渡ってきたということなんですね。



北極老人もまた、中国から台湾ルートで伝わった知恵を継承された方だそうです。



本物の占い師に必要なのは「当てる力」ではない



ここで、とても大切なことをお伝えしたいと思います。



本物の占い師に必要なのは、「当てる力」ではなく「幸せとは何かを語れる哲学」なのです。




羽賀ヒカル

占い師って誰かを幸せにする仕事です。当てるのが仕事じゃないわけなんですよ。その人の人生の指針を示すのが占い師としての仕事です。人生の指針、進路を示そうと思った時に、「幸せって何なの?」「この社会の問題点って何なの?」「人はいかに生きるべきなのか?」という思想を学ぶべきなんです。




生年月日で「あなたはこんな性格です」「こんな人生です」と当てられたとしても、それだけでは意味がない。



「じゃあ、どう生きればいいの?」

「何を大切にすればいいの?」



その答えを持っていなければ、本当の意味で人を導くことはできないんですね。



だからこそ、羽賀さんは老子や孔子の思想を学び続けているとおっしゃっています。

そして、中国から伝わった術をそのまま使うのではなく、日本の思想である神道と組み合わせることが大切だと。




羽賀ヒカル

私の師匠は神道と運命学を収めてきた。神道の教えって何なの?どこに書かれているの?って言ったら古事記なんです。だから古事記の神々、日本的な思想というものをベースにしながら、中華から伝わってきたこの術を乗っけているというのがユニワ流、私たちが師匠から教わった占いということです。




中国の占いはもともと大陸の乾燥地帯で発展したもの。

日本は湿地帯で火山国。地場の乱れも大きいそうです。



だから、中国の方位術や風水をそのまま日本に当てはめても、うまくいかないことがある。

日本には日本に合った形の占いが必要なんですね。



占いを学ぶなら「陰陽論」から始めよう



最後に、占いに興味がある方へのメッセージです。



羽賀さんは「易経(えききょう)」という書物についてもお話しされていました。




羽賀ヒカル

易って何かというと陰陽論なんですよ。陰陽の思想でございます。つまりは世の中は男と女とか、昼と夜とか、太陽と月とか、プラスとマイナスとか、暑いと寒いみたいな、全部陰陽の原理から成り立っている。この陰陽の原理がわかるだけでも、はっきり言います、悩みってなくなります。それぐらい陰陽論って深いんですね。




陰陽論がわかるだけで悩みがなくなる―。

すごいことですよね。



世の中のあらゆるものは陰と陽でできている。

良いことがあれば悪いこともある。

上がったものは下がる。

満ちたものは欠ける。



この原理がわかると、人生の波に振り回されなくなるのかもしれません。



いかがでしたか?



今回は、占いの真実と歴史について、羽賀ヒカルさんの解説をもとにお伝えしてきました。



テレビの星座占いと本物の運命学はまったく別物であること。

東洋の占いは仙人たちが体系化した深い学問であること。

そのルーツには老子と孔子の思想があること。

占いが戦争の道具として使われてきた血生臭い歴史があること。

そして、本物の占い師に必要なのは「幸せとは何か」を語れる哲学であること。



占いを「当たる・当たらない」だけで判断するのは、あまりにももったいないことだとわかりました。



もし占いに興味があるなら、ぜひ老子や易経といった古典に触れてみてください。

きっと、人生を生きるうえでの大きなヒントが見つかるはずです。



最後までお読みいただきありがとうございました。



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この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

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